前置き
新宿のヴィクトリアに立ち寄った際に、REBEL V4と同時に着用してきました!

ニューバランス フューエルセル パルス V1の性能について
メーカーサイトを参照しながら表を作成してみました。
| 定価 | ¥14,850(税込) |
| 重量 | 157g (24cm) |
| ミッドソール素材 | FUELCELL |
| 厚さ | かかと部分20mm前後、前足部20mm |
| ドロップ | 0mm |
| このシューズに合う走り方 | フォアフットランナー |
ニューバランス フューエルセル パルス V1のサイズ感について
参考に私が着用している他社ランニングシューズのサイズを書いておきます。
ニューバランス フューエルセル パルス V1のミッドソールについて
FuelCellが採用されています。
FUELCELL自体は他社のミッドソール素材と比較して柔らかめです。
FUELCELLに関してはREBEL V4とSUPIERCOMP ELITE V4を自費購入しました。
Pvlse V1に関しては、薄底なので接地感というか地面からの情報が正確に伝わります。
当然、厚底と比較するとミッドソールが沈み込んだ際に底付きを感じます。
設計コンセプトでも、接地感を重視なので納得の感触でした。
しかし、一昔前の薄底シューズと比べると、全く別物で衝撃吸収性と反発性を感じるランニングシューズです。
20mmなのでスパイク感覚で走れることから、トラックで短めの距離を全力で走りたくなるような感触です。
最近のシューズと比べるとADIDAS ADIZERO JAPAN9が厚さ的にもライバルシューズとなりますが、JAPAN 9の方が柔らかさと反発性は感じます。

↑の記事で比較表も入れてますので良ければあわせてお読みください。
性能比較となるとJAPAN9の方が上ではありますが、価格面だとPvlse V1はセールで7000円以下で買えることができる場合が多いのでコスパではPVLSE V1が圧倒的に優れていると感じています。
Pvlse V1を利用するシーンとしてはより安定性と地面とのダイレクトな接地感を求める人におススメしたいです。
トラックでスパイクは履くほどではないけど、練習でもスパイクの感覚に慣れておきたい方に履いてほしいです。
厚底系とは一線を画す仕上がりとなっていました。
着用してみて、サブスリー時代に使用していた初代タクミセンやナイキ ズームスピードレーサーを思い出しました。
それらと比較して、衝撃吸収性及び反発性が上がっているので、現代のシューズの凄さを感じることができます。
NEWBALANCE FuelCell Pvlse V1 フィット感について
軽量シューズですが、踵が抜けるような感覚はありません。
海外ブランドのシューズは踵抜けしやすいブランドもありますが、これまでに着用してきたニューバランスのシューズはかかと周りはしっかりホールドします。
アッパーのフィット感に関しても、他の海外ブランドと比較して良い方だと感じています。
①衝撃吸収性
4点
昔の薄底シューズは衝撃吸収性は皆無に近いモノでしたが、 Pvlse V1は薄底でも衝撃吸収性を感じます。
しかし、厚底シューズには遥かに及びません。
Pvlse V1 より厚くても衝撃吸収性が低いシューズもあります。
例えばマジックスピード3に関しては Pvlse V1と比較しても衝撃吸収性は低かったです。
②安定性
7点
薄底なので、安定性は良いです。
ピッチを上げても、足首がグラつく感じはありません。
③反発性・推進力
5点+3点(軽量性を特別加点)
比較対象をSUPERCOMP ELITE V4とすると、この評価です。
厚底+カーボンプレート内臓シューズと比較すると、反発性や推進力は劣ります。
しかし、一昔前の薄底シューズと比較すると反発性をしっかりと感じられます。
Pvlse V1 の武器は軽量性なので、今回は軽量性を評価し「3点」特別加点とします。
薄底シューズと比較しても、アシックスのソーティーシリーズ並みの軽さです。
④耐久性・寿命
9点(暫定)
手持ちのニューバランスのシューズはFUELCELL PROPEL V4となりますが、アウトソールの耐久性は良いです。
トラックであれば、アウトソールへのダメージは低くなるので、かなり高寿命なシューズであると思われます。
⑤グリップ
9点(暫定)
FUELCELL PROPEL V4やSUPERCOMP ELITE V4で走った印象としてグリップは良いと感じました。
ウェット性能で証明するとしたら、パリオリンピックマラソン日本代表の赤﨑暁選手が証明してくれています。
SUPERCOMP ELITE V4でマラソングランドチャンピオンシップに出場して2位獲得時に着用していたシューズですからね!
総合評価
総合点37点/50点満点
厚底シューズに慣れているので、薄底シューズに対する評価が厳しめになりました。
20mmと薄底の割には衝撃吸収性が高いので、2点くらいは加点しても良いかと思います。
15年前の薄底ランニングシューズの衝撃吸収性や反発性と比べたら比にならない位の良さだと感じました。
軽量なのでピッチを上げやすいシューズです。
短めの距離なら、厚底シューズよりも安定性もあり走りやすいと感じました。
フューエルセル パルス V1の特徴を簡単にまとめると…
・厚さ20mmなので、ロードよりトラックで使ってほしいシューズです!
・短めの距離を軽快にピッチを上げて走るシューズです!
・10km以下の距離が主戦場なら、おススメです。
・陸上競技者(学生・社会人)向けのシューズです。
・フルマラソンには向きません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
NEWBALANCE FUELCELL Pvlse V1を試着したので、レビュー記事を書いてみました。
・10km以下の短めの距離で真価を発揮するシューズ!(軽量性がピカイチ)
・157gは超軽量!
・薄底シューズなのに、最新のテクノロジーが使われているので反発性や推進力が向上されている!
本記事で紹介した比較対象のシューズレビュー記事は↓です。併せてお読みください。




本日も最後までお読みいただきありがとうございました。